投稿者: Toshihiko

  • 日米欧の距離感の変化

    日本からヨーロッパへ飛ぶフライト,以前はロシア超えて直行で飛んでたのが,昨今の世界情勢でそれもままならない。中東経由というのをよく聞いてたけど,それまた厳しい状況になってきたようです。となると安定してるのは北極越えか。アンカレッジ経由ってさすがにもう無いのかな。

    学生時代にヨーロッパ一人旅したとき,行きのチケットはモスクワ経由ロンドンでした。経由って言っても給油するだけで,乗客は空港内に待機。当時くらーい空港に滅入りながらも唯一のお土産物屋さんを素見す程度。機内で客室乗務員さんから言われた言葉を思い出してました。

    「お土産物ありますけど,売ってるのは開けても開けても出てくる人形程度ですよ」

    「あと,円でもドルでも払えますが,お釣りはルーブルです」

    生まれて初めてのヨーロッパ旅行だったのに,なんか雲行きが怪しくなる洗礼受けたような気分だったのを今でも覚えてます。

    その旅行の帰りはアンカレッジ経由。これまた免税店くらいしか見るもの無い空港でしたが,何か日本へのお土産買ったはず。ヨーロッパ行ってアラスカのお土産ってのも変だけど,まあ遠いところへ行ったという実感だけは伝わった時代。

  • 未知の曲の森を彷徨って

    IMSLPという著作権の切れた楽譜を集めているサイトがすごく重宝します。楽譜がタダで手に入るから,ではなくて聞いたこともない作曲家に出会えるから。おまかせ表示すると,収蔵された楽譜をランダムに表示してくれるので,見知らぬ作曲家の聞いたこともない音楽に出会えます。

    Rodolphoe Berger というウィーン生まれの作曲家,キャリアの殆どをパリで過ごしたようですが,大量にワルツを作曲してるっぽい。IMSLP にそれなりの数の楽譜が上がってるので知る人ぞ知るな作曲家なのかもしれません。

    多くはピアノ曲なのでざっと弾いてみたけど,フランス風味のウィンナ・ワルツというか,ウィーン風味のダンスホールミュージックっぽくて楽しいです。ピアノの楽譜が残ってるけど,もしかしたら小オーケストラがダンスホールで演奏してたのかもしれません。

    20世紀初頭のワルツの雰囲気もさることながら,楽譜表紙のイラストがまたベル・エポックっぽくていい。Une femme passa というワルツの表紙は,森の中を彷徨ってる女性の版画風。

  • Deer Trap Trail

    気がつけば2月は終わって,とんでもなく暖かい日々が続いています。この時期気温が20℃近いなんて,信じられない。ぽかぽか陽気のもと,散歩してきました。細い岩場の先には平坦なメサが続き,その先端まで歩きます。

    片道1km程度。簡単なハイクです。

    延々と続く岩場,でもその上は真っ平ら,自転車でも走れそうなほどのトレイル。ここら辺り,崖はそれほど高くもなく50mくらいかな。

    メサの先端まで行くと,New Mexicoの絶景が広がります。向こうの山は Santa Fe,写真左の彼方は Colorado。

    ここまで徒歩20分程度。そのまま戻ってもいいんだけど,ちょっとした出来心で,別の道で戻ることに。どうせ崖に囲まれた真っ平らな土地です。必ず元へ戻るはず。

    そして出来心の帰り道は別の2つのメサの先端を巡り,ようやく出発地点へ戻ってきました。行きの道のりは1km,帰りはなんと5km。こんなに遠回りだったは。

  • 動けばよいのです

    以前町中で見かけたクラシック(?)カー。よくまあこんな姿でも走れるもんだと驚きましたが,そりゃね,もしかしたら外装はボロくても中は先進的とかあるかも。

    アメリカは州ごとに車検制度が違って,ここ New Mexico はなんも無しなので,車がちゃんと走るかどうかは自己責任。フリーウェイの途中で止まってしまったらかなりやばい状況になるので,律儀に年1の車の点検してるとはいえ,運が悪けりゃそういうこともある。いや実際あったし。

    かつての愛車 Subaru Forester は Santa Fe の長い上り坂を全うすることなく力尽きました。修理工場までレッカー移動してもらい,そこで言われたのが「エンジンに穴あいてるよ」。毎年定期的に車を整備工場に運んではいたものの,さすがの寿命だったようです。

    最近はバス通勤。無料の巡回バスが市内を走ってるので便利。でも昔 Los Angeles でバス乗った話をしたら「そんな危ないことしちゃだめだ」と言われた経験も。まあ色々あるのかも。

  • 終わらないカスタマーサポート

    以前のLife in Los Alamosは自宅のパソコン上にあって,電話会社との契約でそのパソコンへ外部から直接アクセスできるようになってました。でも自宅サーバの時代でもないし,大人しくレンタルサーバーを借りたので,電話会社の特別な Internet オプションはもう不要。解約しようとしたら,これが一筋縄ではいかなかった。

    そもそもある時期を境に電話会社が変わってて,どうやら新会社にそのオプションはもう無いらしい。なのに無理やり引き継がされてたらしく,カスタマーサポートに連絡してもその解約方法が分かる人に巡り会えない。

    カスタマーサポート,まずオンラインチャットしろと言われますが,もちろん相手はAI。機械的な反応が続いた後,AIじゃ無理だからエージェントに代わるね,とくる。

    人間エージェントとしばらくやり取りしたら,これは自分の手に負えないからXXXに電話しろ,となる。

    XXXに電話したら,またAIが対応。そこを突破してようやく人間と会話できるようになると,再びこれは自分の手に負えないから○○○にかけ直せ。

    ○○○にかけ直したら...無限ループ

    最後は電話ではなくて,テキストメッセージになりました。最後に来た相手からのメッセージは

    I’m checking this for you

    そしてそのまま途絶えました。たぶん営業時間外になったのかな。オプションが解約されたのかどうかは不明。たぶん来月の電話の請求書にはしっかり金額が書かれてることでしょう。