
実験装置見学ツアー,本来は横置きにする装置なんだけど,建物のスペースの関係上,縦置きにしたんだとか。
「この一番上に登ってそこで説明しますから」
って言われたんだけど,いやいや無理無理。丁重にお断りいたしました。
階段の板,透けて下が見えてるやん。

実験装置見学ツアー,本来は横置きにする装置なんだけど,建物のスペースの関係上,縦置きにしたんだとか。
「この一番上に登ってそこで説明しますから」
って言われたんだけど,いやいや無理無理。丁重にお断りいたしました。
階段の板,透けて下が見えてるやん。

たまに夏季学生を採用しますが,今年は自力で奨学金を得てやって来た優秀な学生さんがおります。そのせいなのか,スーパースター学生についてインタビューしたいという問い合わせ。
僕が学生について語るのかと思ってたら,そうではなくて僕に幾つか質問があると聞いて,ん?どういうこと?
スーパースター学生じゃなくて,スーパー学生指導者にインタビューなんだとか。
えっとちょっと待ってね。そりゃ学生の面倒見てきたけど,せいぜい数人です。なんか勘違いか人違いされてるんじゃないか。
質問に適当に答えてたら,Oh great, that’s nice, perfect! と相槌うちながらメモとってるので,なんだか逆に不安になってきました。いいのか,こんな回答で。ほんとに人違いだったらどうしよう。

20年程前にここにいた後輩が仕事で戻ってきたので,じゃあ夕方一杯やっていこうかとビール飲みに来ました。10年くらい前にできた,この町一番人気のパブ。その後輩も噂を聞いてたらしく,絶対に行くつもりだったとか。
せっかくだからと職場の若手二人も誘って,夕日に映える黄金色のIPAビール。野外で飲むのは最高。しばらく歓談しながら,ふとこの顔ぶれで気づきました。
ここにいる3人全員,僕が指導してたポスドクだった。世代は色々,国も色々。やれやれ川の流れのように時は流れていく。

夕方,同僚とビール飲みながら雑談してたときのこと。いまの時期の特殊事情なのか,立て続けに幾つかの推薦書の依頼が来て大変なんだよねと愚痴ってました。5月くらいに賞の公募や昇進の推薦が締め切られ,新年度始まる10月前後に選考結果の発表とあいなります。
さすがに推薦書はよく知ってる人からの依頼しか引き受けませんが,それでも間違ったことは書けないから依頼者の CV (Curriculum Vitae) 履歴書は一応送ってもらいます。日本の履歴書は四角四面の定型書類ですが,こちらのはなんでもあり。科学者の履歴書なので,職歴のみならず,所属する委員会,指導した学生やポスドクの氏名,主催した研究会,そして執筆論文の一覧などなど,数ページにわたることもしばしば。
そんなのを横目に「この人はいずれノーベル賞を取るぞよ」な作文するわけですが,さすがに数通も書いてると時間がすごくかかります。それを聞いた同僚の一言
「CVをAIに上げて『この業績に見合った推薦書を作って』と頼みゃいいんだよ」
いやその誘惑はめちゃくちゃありました。でもそれだけはやっちゃいけないんじゃないかと。曲がりなりにも人を重要なポジションに推薦するんですよ。AIが書いたとばれるような文章だと推し力も減るというもの … な気がする。
でも同僚君,「だからさ,AIに下書きさせて,それを自分用に清書すればいい」
うん,そりゃそうだよね。楽だよね。たぶんみんなやってるんだろうね。
ぷ

会議とか講演に出かけるときはレーザーポインター持参しています。緑色のくっきり見えるレーザー光線は発表時の強い助っ人。先週のパリの研究会でも活躍しました。自分の発表のみならず,他の人からも請われて。研究会主催者側が用意してたポインタは赤の弱々しい光で,全然どこを指してるのか分からない。結局会議の最後までずっとレーザーポインターをレンタルしたまま。
この緑レーザーポインター,日本では2010年の規制で普通には買えなくなってるクラス3bという強力なもの。買ったのは規制前の秋葉原だったと思うけど,アメリカではまだ普通に買えるようです。
マイレーザーポインターを持ち歩いてる大学の先生はたまにいて,学生の研究進捗発表会や学会発表なんかで「きみきみ,これはどういう意味かね」と教室の片隅から学生のスライドを指し示すのに使われます。この時ばかりはレーザーポインターならぬライトセーバー,学生さんも命がけ。