update 2005/09/11

● Venezia観光

仕事での滞在のため,Venezia観光はあまりできませんでしたが,御土産を 探しつつ,島内を歩き回りました.

Venezia本島の真ん中をS字に横切る大運河.そこにかけられた最大の橋が, このRialtoです.あたり一帯はまるで縁日のような喧噪で,お土産物屋が所狭し と並びます.駅側から徒歩でSan Marco広場に向かうには,一旦大運河を横切る 必要があります.で,観光客は否応無くこの橋を渡るので,商売するには便利な 所です.

Veneziaで役に立たないもの,それは地図.詳細な地図が売られていますが, それを見ながら歩いたところで,間違いなく道に迷います.でも心配ご無用.町 中至る所に,"San Marco"と"Rialto"と書かれたプレートがあり,それを目印に 歩けば,少なくともSan Marco広場かRialto橋のどちらかにたどり着く事ができ ます.

もちろん,プレートを頼らずに彷徨い歩くのも面白いもの.何度も同じ場所 を巡った挙げ句,道が運河で唐突に断ち切られていたなんてことはしばしば.


Rialto橋から眺める大運河.殆どの運河は,幅数m程度.でも大運河は本当 に大きな河のようで,多くの船が行き交います.

この町は車の乗り入れができません.運河の船が物資輸送の手段です.公共 の交通機関もVapolettoと呼ばれる船.

ちなみにこのVapoletto,乗り方はドイツ等の電車と一緒で,切符を買った ら備え付けの機械で日付・時間を刻印します.乗船時に切符のチェックはありま せんが,もし切符無しで乗って抜き打ち検札で見つかろうもんなら,罰金をガッ ポリと取られるのでご用心.観光には何度も乗船できるパスが便利です.


Venezia本島から,外海側の細長い島,Lidoへ.有名なリゾート地で,高級 ホテルが並び,駐車場はベンツやジャグヮー,BMWだらけ.この島は車OKです.

外海側は細かな砂浜.最高の海水浴場です.プライベートビーチが続いてい ますが,公共の海水浴場もあり,水着さえあれば誰でも泳げます.水着さえあれ ば…あーあ,持ってくればよかった…

ちなみにこの海水浴場,「ヴェニスに死す」での最終場面,Achenbachが倒 れるあのシーンの場所であります.もう眺めているだけで,Mahlerの5番, Adargettoが頭の中に響きます.


丁度Venezia映画祭が開かれており,Lidoは観光客やら映画関係者で溢れて いました.高級ホテルの前では,映画スターが出て来るのを待つファンの集団.

たくさんの映画が上映されていましたが,ここまで来て映画見なくても良い ので,そのまま通過.


本島に戻りDucale宮殿へ.Ducale宮殿はSan Marco寺院と並んでVenezia観光 のmust.San Marco寺院は過去に2回入ったことがあるので,今回は寺院の方には 入らず,宮殿を見学させて頂きました.絵画で飾られた壮麗な間が続き,過去の Veneziaの栄華を垣間見ることができます.

宮殿横の運河には,「溜息の橋」と呼ばれる橋がかけられ,そこを渡ってそ の先の牢獄に入れられた者は,二度とこの世に戻って来なかったとか.


Ducale宮殿の窓から眺める海.絶景です.


● 街角の音楽

人が集まれば,大道芸人も集まります.この連中はRialto橋のすぐそばでジャ ズをやってました.

ちょっと小さくて見にくいですが,ドラムのTシャツに注目.高橋留美子も どきのマンガです.


船着き場横で,ほぼ毎日やってたパペットビートルズ.往年のヒット曲をパ ペットが歌います.もちろん歌はラジカセですが,動きを操るのは中々なもの.

ジョンを操っている女性,片手で楽だなと思っていたら,しっかりもう一方 の手でリンゴのドラムを叩いていました.


San Marco広場には,歴史あるカフェが並びます.最も有名なのが,この写 真のCafe Florian.創業1720年だそうです.演奏される曲目は,いわゆるライト クラシックから,イタリア民謡,映画音楽,ミュージカル等々.イタリアだから と言って,カフェでルネッサンス音楽はやりません.

広場に佇み音楽に耳を傾ける分は,ただです.席に着き,夏の夜風に吹かれ ながら音楽に身を委ねグラッパを一杯なんてやると,1000円以上ふっとびます.


これがFlorianの一杯1000円以上のグラッパ.元々はワインを絞った残りを 蒸留して作る強い酒.高級品になると,ブランデーと同じように作ります.かな り癖のある,イタリア版焼酎といった感じ.

銀のトレイに乗って,しずしずと運ばれてきます.店のパンフレットが添え られて.


<PREV] [NEXT>