update 2004/12/14

お金について

● 日本とアメリカの違いについて

アメリカでのお金に関する日本との違いで際だっているのは,

等でしょうか.始めのうちはかなり奇異に感じますが,慣れてしまえば 別にどうということもありません.

● 銀行のアカウントを開く

日本でも同じですが,生活を始めるにあたっては,まずは銀行とのおつき合い が必要です.Los Alamosには,ここの銀行である Los Alamos National Bank , の他,Santa Feの Community Bank , First National Bank of Santa Fe , また,大手の Wells Fargo のオフィスがスーパーマーケット内にあります.Credit Unionとしては, Los Alamos Credit Union, ZIA Credit Union , Del Norte Credit Union があります.

アメリカでの生活で必要なのは,小切手の切れるChecking Accountです.当 座預金にも色々な種類があり,利息がついたりつかなかったり,場合によっては 維持手数料がかかるものもあります.利息はさほど高くありませんが,昨今の日 本の銀行の利子に比べればずっとお徳でしょう.基本的には銀行口座はSocial Security Numberが無いと作れないようですが(ITINでも良いという話もあります), SSNを取得できない短期滞在者でも,LANL で働いていることを示すことでLos Alamos National Bank (LANB) で口座を開くことができた人がいました.SSNが 無くとも,とにかく銀行に行ってみて交渉してみましょう.なお,口座開設に は,SSNの他,パスポート等の身分証明書,Los Alamosに住んでいる事を証明す る書類(アパートの契約書等)が必要です.

夫婦で滞在する場合は,口座をjoint accountにしておきます.口座名義が, Taro or Hanako Tanaka のようになります.この場合,小切手のサインは太郎さ んでも花子さんでも良いです.

LANBで当座預金を作ると,その場で臨時の小切手を作ってくれます.コン ピュータで印刷しただけの簡単なものですが,本物の小切手が出来上がるまで, 小切手での支払いの必要があれば,これを使うことができます.数週間すれば, きちんと印刷された小切手が届けられます.

日本の銀行とは違い,通帳というものはありません.毎月一回,お金の出し 入れの記録と使用した小切手のコピーが自宅に送られてきますので,これを保管 しておきます.ネットを使って預金残高を照会することもできます.

● ATM / Bank (Debit) Card

口座を作ってしばらくすると,銀行のキャッシュカードが送られて来ます. 日本では,カードを作る時に暗証番号(PIN)を自分で選ぶことができますが,こ こでは銀行がランダムに選んだものが送られて来ます.銀行で好きな番号に変え ることもできるそうです.

ATM (Automatic Teller Machine)の使い方は,日本のものとさほど変わりま せん.まずカードを入れ,あとはモニターに表示される質問に従って,キーを入 力します.引き出す金額に注意.出てくるお金は全て20ドル紙幣なので,引き出 す金額は40ドルとか120ドルのような20の倍数である必要があります.日本のCD に比べて,装置そのものも2世代ほど前のような印象です.LANBには車で乗り付 けて運転席から操作できるドライブスルーATMがあります.逆に歩いて行くと利 用しにくいのが難点.LANBのATMは研究所のカフェテリアの入口近くにもありま す.

Bank Cardには大抵Debit機能がついていると思います.カードを使うときに PIN番号を入力する以外,このデビットカードはクレジットカードのように使用 することができます.クレジットの場合は一ヵ月分をまとめて後払いしますが,デ ビットは使用した時点で銀行口座から引き落とされます.また,スーパーマーケッ トなどでは,買物の支払いと同時にキャッシュを口座から引き出してもらうこと もできます.

● Credit Card

クレジットカードはアメリカでは必需品です.ホテルやレンタカーの予約で は必ずクレジットカードの番号を聞かれますし,オンラインショッピングでもカー ド決済です.カードにも色々な種類がありますが,VISAかMastercardを持ってい れば,まず困ることはありません.しかしながら,同じVisaでも日本のものとア メリカで作ったVisaは少々異なります.短期滞在なら,日本でクレジットカード を作ってくれば事足りますが,長期間滞在するなら,アメリカでカードを作るこ とをおすすめします.オンライン決済等ではカード所有者の住所を確認すること があり,この場合,日本のカードは使えません.

日本のクレジットカードだと,買物をした代金は日本の銀行から引き落とさ れますが,アメリカのカードの場合,毎月請求書が自宅に送られてきますので, その代金分の小切手を郵送します.銀行での自動引き落としもできるようですが, この国では請求額が間違っていることがたまにあるので,支払う前に必ず自分の 目で確認しましょう.

アメリカでクレジットカードの取得ですが,実はあまり簡単ではありません. カードの支払いを滞り無く何年も払い続けたというクレジットヒストリーが無い 人には,クレジットカードがなかなか発行されません.でも,外国人にとっては, カードが無ければヒストリーも作れないという状況です.クレジットヒストリー の無い日本人がアメリカでクレジットカードを作る方法は,多くのWebサイトで 紹介されていますので,ネット上で検索してみてください.

Los Alamosの場合,特に研究所で働いている人は,それなりに信用されます ので,クレジットヒストリーが無くてもカードを作れるようです.LANBに口座を 持っている人は,LANBと交渉してみましょう.私の場合,利用限度が低いながらも, カードを発行してもらえました.

アメリカのクレジットカードを使い,真面目に支払いを続けていると,次第 にクレジットヒストリーがたまってきます.1年もすると,「こいつは大丈夫そ うだ」とかいう安全宣言でも出るのか,今度は「クレジットカードを作りません か」の勧誘が山のように来るようになります.全くゲンキンなものです.